カテゴリー:地域情報・紹介
蝉時雨が賑やかに降り注ぐ季節になり、ようやく夏本番がやってきました。
今回は、日本百名城に指定されている掛川城と続百名城に指定されている高天神城と横須賀城の掛川三城を訪れました。
まずは、掛川城について、JR東海道本線の掛川駅より徒歩7分で掛川宿があった東海道五十三次の拠点でもあります。
大手門と大手門番所
掛川城より東に500メートルほどの所にあった掛川古城は1497年頃に駿河の守護大名今川氏が遠江支配の拠点として朝比奈氏に築かせたといわれています。
その後、今川氏の勢力拡大により手狭になり現在の地に掛川城が築かれました。
1560年の桶狭間の戦いにより今川義元が織田信長に討たれると、義元の子氏真は武田に駿河を追われ、掛川城に立て籠ったのでした。翌年、徳川家康の攻防が和睦により開城となり、重臣石川家成が入城し武田氏侵攻に対する防御の拠点となったのです。その後、豊臣秀吉は徳川家康を関東へ移すと秀吉配下の山内一豊が入城し城の拡張や城下の整備を行うとともに、掛川城に初めて天守閣を作りました。
掛川城には、現存する二の丸御殿があり、城郭御殿としては京都の二条城も有名ですが、立派な書院づくりでしたね。
二の丸御殿の近くにハス池があり、掛川市立中央図書館がありました。
趣がありますね。
黒いポストは実際に使っているようでした。
掛川城近くの「こだわりっぱ」土産店で掛川牛コロッケをいただきました。
次は、難攻不落の名城として有名な高天神城跡へ行きました。
掛川城から車で20分くらいになります。
高天神城は、掛川城を南下した海に近い所にある標高132メートルの山城になります。尾根が断崖絶壁と天然の要害であるために難攻不落の名城と謳われています。この城は東側の田園地帯から南側の遠州灘まで見渡すことができ東海道を牽制できる立地条件にある重要な城であったため、徳川と武田が争奪戦を繰り広げたのでした。この城は、今川氏により築城されたと言われていますが、今川氏の滅亡後徳川家康の持ち城になり、小笠原長忠が城主となりました。1574年に武田信玄の息子・勝頼の二万の大軍により開城させましたが、長篠の合戦で織田・徳川連合軍に大敗した武田氏は衰退したのでした。
その後、横須賀城を拠点とした家康が高天神城の奪還に成功しました。
次は、横須賀城跡へ
横須賀城は、武田勝頼が高天神城を攻め開城させ武田軍の城になったことで、徳川家康が高天神城を奪還すべく、大須賀康高に命じて、横須賀城を築かせました。家康は、横須賀城を拠点とし、1581年に勝頼に奪われた高天神城を攻めて落城させました。
遠州制覇を夢見た徳川家康・武田信玄・武田勝頼の歴史の面影がわかる三城を巡るいい旅になりました。
今回は散策することが出来なかった掛川の城下町も含めて歴史を感じてみるのもいいと思います。
掛川三城の位置図
~日本本土四極踏破旅 最東端編~
2回目の投稿です。よろしくお願いします。
今回は『日本本土四極踏破旅 その1 最東端編』ということで2023年の秋に鉄道旅行をしたときのお話をさせていただきます。
北海道は広いです。自動車での移動で考えれば、道中色々な観光地に足を運ぶのはさほど難しくはないですし効率よくまわれますね。鉄道旅行といいながら北海道は車での移動をお勧めします。しかし私の目的は鉄道路線乗り潰しの旅なので自動車は補助的な役割にすぎませんが・・・
さて、遠距離となれば時間もお金もかかりますね。なるべく旅費を抑えつつ、目的に合った計画を作成する事から始めなくてはいけませんね。お金も時間も有限ですので、コスパ・タイパ重要です!鉄道は、まず北海道でお得な切符はないかと調べます。今回は本土最東端の地「納沙布岬」が最重要ミッションなのでひがし北海道フリーパスを選択します。これなら4日間指定エリア内のJRの鉄道が乗り放題ということで4泊5日の行程で考えます。飛行機はLCCを使います。それもずいぶん前から募集するタイムセールで変更不可の預け荷物無しのプランで往復便をとります。荷物は直接ホテルに宅急便で送っちゃいます。(預け荷物にすると飛行機降りてから荷物を受け取るまでの時間がもったいないのと、宿泊地までガラガラ引っ張って行かないといけませんので効率が悪いと思うので)宿泊先はプランが変更になる度に取り直したりすることになりますが、旅行サイトでリーズナブルなホテルをおさえていきます。とにかく半年前ぐらいから日程をおさえ、オリジナルプランを考えていくので楽しくて仕方ありませんね。
それでは今回の本題に入ります。
《1日目》
夕方に新千歳空港着でしたので、空港駅の券売機でひがし北海道フリーパスを購入し、札幌で滞在です。その日は今回の旅行に合わせて札幌出張を調整していただいた友人と合流し夕食を2人でとりました。これだけ入念に予定を組んでいても失敗してしまうんですね!
『サッポロビール園』を予約したと思っていたのですが『北海道ビール園』って店を予約していたみたいでショックが大きかったです。(サッポロビール園でしか取り扱ってないファイブスターってビールを飲みたかったのですが・・・)でも、久しぶりの再会にこの失態が酒のつまみになって楽しいひとときを過ごし初日は終了。
《2日目》
今日は根室まで行っちゃいます。北海道の鉄道は郊外になればなるほど本数が少ないですし、天候に左右されやすいので運休になることもよくあるそうです。(実際、その後の旅行で筆者も体験することになるのですが・・・)
ホテルチェックアウト後、まずは市営地下鉄に乗って「さっぱろ駅」から「円山公園駅」まで行き、北海道神宮を参拝し御朱印をいただきました。
写真①初速が凄まじい札幌市営地下鉄
写真②北海道神宮
その前にお伝えしたいこと、それは札幌市営地下鉄の初速がめちゃくちゃ早い!(体感してくださいね!)参拝後、札幌駅に戻り車内で食べる駅弁を購入し、今度は北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド」に行ってきました。その日はスタジアム見学ツアーがあり、事前に予約してファイターズガールズと一緒に見学させていただきました。普段立ち入れないところが見れるので意外と楽しいですよ。
写真③エスコンフィールドの球場内(新感覚の野球場って感じですね!)
写真④新庄監督専用の椅子(座るのはNGでした)
今回は時間が無かったので北広島駅からエスコンフィールドまでは往復タクシーを使いましたが・・・北広島駅に戻ったらいよいよ根室方面へ大移動です。南千歳駅からは特急おおぞらに乗り換えて釧路駅に向かいます(JR石勝線)、釧路駅で根室行きに乗り換えます(JR花咲線)根室駅に着いたのは19時ごろです。花咲線は自然豊かで景色の綺麗な路線でした(明日も折り返すのですが・・・)。
写真⑤JR花咲線(車内は乗客も少なく呑み鉄するにはいい路線です)
写真⑥根室駅に到着(今は日本最東端駅になりましたね)
まずは予約しておいたレンタカー屋さんで車を借ります。ホテルまで車で行ったら荷物を置いて夕食を食べに行きます。歩いて10分ぐらいの所の回転寿司店で新鮮な魚と地酒で今日の疲れを癒やします。あまりにも美味しかったので、気付いたらめちゃくちゃ食べてしまいましたね。(予算オーバー!)
写真⑦美味しい日本酒
写真⑧美味しいお寿司
写真⑨食べ過ぎてしまいました!
最後に温泉と思ったのですが今回はホテルのユニットバスで我慢です。帰りにコンビニで買ったサッポロクラッシックビールを部屋で呑みながら明日の行程を確認して2日目終了。
《3日目》
3日目は「本土最東端・・・」づくしの観光?です。3日目の宿泊は釧路駅周辺の予定ですので、JR花咲線を折り返しの乗車まで最東端界隈を散策です。まずは日本最東端の駅「東根室駅」に行きました。残念ながら2025年の3月15日にダイヤ改正により廃駅になってしまいましたが現存しているうちに訪問できてよかったです。
写真⑩東根室駅(北海道の駅がどんどん廃駅になる・・・寂しいですね)
それから少し北へ上がって天然記念物の「根室車石」を見に行きました。人気漫画のゴールデンカムイのワンシーンにもありましたね。(後から知ったのですが・・・)そしてさらに北へ上がって「春国岱(しゅんくにたい)」遊歩道を散策しました。朝霧の幻想的な風景を満喫しながら桟橋を歩いていると「ヒグマ注意」の看板がありました。廻りも誰もいないのでドキドキしながら早足で戻ることにしました。
写真⑪根室車石(あとでアニメ「ゴールデンカムイ」のワンシーンにあるのを発見!)
写真⑫春国岱遊歩道(根室十景の1つですね)
写真⑬春国岱遊歩道(早朝でしたのですごく幻想的でした)
写真⑭春国岱遊歩道(熊が怖くて早歩きして散策!)
気を取り直して車で東へ向かいます。今回の旅行のメインイベント本土最東端「納沙布岬」に到着しました。「本土最東端到達証明書」をもらって終了。根室駅に戻る途中にサブイベントを回収していきます。最東端神社(納沙布金刀比羅神社)、最東端食堂(鈴木食堂)、最東端ガソリンスタンド(ヒシサン歯舞SS)、最東端郵便局(珸瑶瑁(ごようまい)郵便局)、最東端コンビニ(セイコーマートうちやま歯舞店)、最東端浴場(舞の湯)、最東端御朱印(金刀比羅神社)と最東端づくしでおなかいっぱいです。
写真⑮とうとう来ました本土最東端の地「納沙布岬」!!!
写真⑯最東端神社の納沙布金刀比羅神社(野生の鹿が動かないので先に進めなかった!)
写真⑰最東端郵便局の珸瑶瑁郵便局(とりあえず最東端から自宅にはがきを送りました!)
写真⑱最東端ガソリンスタンドのヒシサン歯舞SS(とりあえず給油してみました!)
悔いが残るといえば天候が曇りだったので北方領土が見れなかったことでしょうか。列車に乗り遅れないように早めにレンタカーを返し、根室駅前で昼食です。「エスカロップ」と呼ばれるご当地グルメだそうです。
写真⑲ご当地グルメ?の「エスカロップ」(写真イメージのままの味でした)
腹を満たしていざ釧路へ。夕方16時に釧路のホテルに到着。釧路は世界3大夕日と賞されるくらいで、弊舞橋(ぬさまいばし)からの景色が良いそうですがあいにく釧路も曇り空で夕日が見れず残念でした。市内で事前に調べておいたお店でテイクアウトして部屋で1日目に一緒に呑んだ友人とリモート飲み会をしながら夕食です。「かど屋」のつぶ焼き・「鳥松」のザンギ、特につぶ焼きは絶品でした。そしてやっぱりサッポロクラッシックビールを呑みながら明日の行程を確認して3日目終了。
写真⑳「かど屋」のつぶ焼き(予想以上に美味しかったです。また食べたい・・・)
写真㉑「鳥松」のザンギ(ビールのお供はザンギですね!まちがいない!)
《4日目》
4日目はJR釧網本線で網走に向かいます。学生時代に数回北海道は訪れていたのですが「釧路湿原」は行けませんでしたので楽しみです。観光列車としては「くしろ湿原ノロッコ号」が有名で乗りたかったのですが、スケジュールが合わず在来線での移動となりましたが車窓からしっかりと釧路湿原を見ることができてよかったです。湿原を抜けると今度は網走に向かって右手にオホーツク海が見えてきます。
写真㉒JR釧網本線(花咲線同様、トコトコのんびりです)
写真㉓前半進行方向左側に釧路湿原(肉眼で見れてよかったです)
写真㉔後半は進行方向右側にオホーツク海(冬は流氷なんかが見えるのだろうか・・・)
お昼には網走駅に到着。ファミコン世代は一度は見たことがあるタイトル看板がお出迎え。さっそく駅でレンタカーを借りて網走を散策します。道の駅「流氷街道網走」でオホーツク流氷カレーを食べたかったのですが売り切れて食べれませんでした。そして網走神社を参拝し御朱印をもらいます。少しわかりにくいですが境内の参拝道は砂利ではなく貝殻です。「男はつらいよ」のロケ地でもありますね。
写真㉕網走駅(空いてる・・・冬は流氷を見に来る人で駅は混雑するのでしょうか?)
写真㉖網走駅にあった懐かしいゲームタイトル看板
写真㉗網走神社(写真の撮り方が悪くてすみません、実際はもっと良い感じです!)
少し離れていますがちょうど一番綺麗に咲いている時期ということを観光案内所で教えてもらったので卯原内サンゴ草群落地へ行きました。とても綺麗に咲いていました。この際なのでサロマ湖展望台に行こうと思ったのですが途中から未舗装の道路になったのと前日の「ヒグマ注意」の看板を思い出して怖くなったので引き返しました。最後に網走監獄を見学に行きました。ゆっくり見学した後レンタカーを戻してホテルにチェックイン。
写真㉘卯原内サンゴ草群落地(これも実際はもっと良い感じです!)
写真㉙網走監獄(ゴールデンカムイにはまる前の訪問でしたので残念!)
夕食は「網走ビール館」で焼き肉とカラフルなビールを堪能しよう!っと思っていたのですが、予約をしなくても1人だから大丈夫だろうと思っていたのがダメでした。団体の予約が入っていて予約無しだと3時間待ってと言われたので断念しました。何が起こるかわかりませんが1人でも予約できればしておいた方が良いですね。しかたが無いのでセイコーマートで色々買って部屋で夕食です。今回はサッポロクラッシックビールではなく網走ゴールデンエールを呑みながら明日の行程を確認して4日目終了。
写真㉚セイコーマートさんにはお世話になりっぱなしです!
《5日目》
最終日、JR石北本線~函館本線で札幌駅まで向かいます。
写真㉛最終日は特急オホーツクで北海道を横断です
予定では旭川で時間をとって散策するつもりでしたが、初日の失態でサッポロビール園に行けなかったので一気に札幌まで戻って「サッポロビール園」を見学してきました。予定を自由に変更できるのも一人旅の醍醐味ですね。目当てのファイブスタービールは試飲コーナーでは飲めなくてレストランでしか提供しないということで残念でしたがお土産で買えたのでラッキーでした。あとはお決まり観光の「時計台」見学、そして乗り鉄旅として「札幌市電全区間走破」を体験してきました。最後に空港でドバッとお土産を買って帰宅。
写真㉜やっと間違えずにこれたサッポロビール園
写真㉝呑み比べセット(ショットグラスではなく普通サイズの3杯はちょっとキツい!)
写真㉞お決まりの時計台(こんなに小さかったっけって感じです)
写真㉟札幌市電の新型車両ですね!
おわりに・・・
実は今回が初めての一人旅でした。実際は色々とトラブルもありましたが、これを機会に自由気ままな一人旅に魅了されてしまったのも事実です。これからも家族にに迷惑がかからない程度で続けていければと思います。
次回『日本本土四極踏破旅 その2 最南端編』につづく
お米がスーパーでも在庫がなかったり、昨年と比べて2倍くらいに値上がりしたりという状況が全国的に発生しています。米農家さんの自家消費用のお米を盗まれたという報道など犯罪まで起きるのはちょっと異常な感じがします。お米の高騰を受け、当時の江藤農水大臣は政府備蓄米を集荷業者に放出しましたが、小売業者や外食業者への供給は僅かにとどまったため、高止まりや米不足は解消されず、舌禍で辞任した後を引き継いだ小泉農水大臣が備蓄米を小売店へ直接放出を行うなどしておりますが、米の価格や供給の安定化については今だ不透明となっています。
ご記憶されている方もいらっしゃると思いますが、平成5年(1993年)にも米不足により店頭からお米がなくなったことがあり、「平成の米騒動」と呼ばれました。この時は記録的な冷夏による不作が原因で作況指数はなんと74という「著しい不良」の水準の90を大きく下回るもので、収穫できないことが原因でした。やはり備蓄米の放出やタイ米というインディアカ米を緊急輸入し販売していました。我が家もタイ米を購入しましたが、家の炊飯器では上手に炊けず、「カレーやチャーハンとかがいいんじゃないか?」なんて工夫した覚えがあります。
今回、作況指数は101と平年並みにも関わらずお米が店頭に並ばず買えないという「令和の米騒動」はなぜ起きたのでしょうか?実は作況指数こそは平年並みでしたが、夏の異常高温により特に西日本で白未熟粒などの高温障害が増加し、玄米の一等比率が低下したため食用米不足が予想され、買い占めや売り惜しみを招いたことが原因の一つと考えられています。
備蓄米が流通し出してきたことと、秋には新米が出回ることから量的な問題は落ち着くと言われていますが、価格は高止まりするとの予想もあるので食べ盛りのお子様のいる家庭では頭の痛い状況が続きそうです。
実際には大きな流れとして、米の国内消費量は減り続けており、米余り状態が続いています。つまり長期的には米の価格が下がり、米農家の経営難や子供は農業を継がないという後継者不足に直面しています。私も不動産の仕事をしていると「農地を相続したが売りたい」という相談を受けることがあります。農地(田や畑)は原則として農家などの一定の資格がなければ購入できないのですが、積極的に購入する農家や農業法人はなかなか見つかりません。
このような状況もあり、国も耕作放棄地の増加対策や次世代の担い手を確保していくために、遊休農地や耕作できない農家などの農地を借り受けて、これを担い手へ貸し付ることにより農地の集積・集約化を進める「農地バンク」制度を令和7年4月より始めました。すぐに成果が出るような制度ではありませんが、今まで農地を持っていても耕作できなかったり、農業をしたくても農地が確保できなかったりというミスマッチが解消し、農地の効率的利用と農業の経営健全化がなされ、我が国の食料自給率の上昇や、米も含む日本の農業生産物のおいしさが世界に認められることで輸出等により農家の所得増加につながると良いと思います。
初めての投稿です。よろしくお願いします。
休日にリフレッシュしようと思うと、今までの過ごし方は「家族の時間」というものを軸に考えていましたが、今は子どもに手がかからなくなり、今まであまり考えなかった「自分の時間」というものを考えるようになりました。
自分は何に興味があったのかな?と思えば「鉄道」と「旅行」というものがパッと頭に浮かんできたので、よしっ、これからは日本全国の鉄道路線を走破してやろう!と決意し(そんなにたいしたことではないのですが)休みを取れば「鉄道旅行」を計画し西へ東へ大移動しております。たぶん普通の感覚のお持ちの方はタイトルにある〝リフレッシュのための「鉄道旅行」〟とはのんびり、ゆったりとした優雅なイメージになるのでしょうが、私の場合は1日にどれだけ効率よく路線を塗りつぶしていくかがメインで考えます。
自由な時間を楽しむには、前提に家族の理解があってのことですが、更に「自分が元気で動けること」「親も元気で介護不要なこと」を思うと自由な時間は有限だと考え、待ったなしで思い立ったら即実行!って感じです。
「鉄道」では、地方で廃線の危機にある路線がたくさんあります。ここ数年、北海道を回りましたが、以前はもっと路線があったことを思うと残念でなりません。廃線になる前に一つでも多くの路線を塗りつぶして行くために急がなければなりません。
「旅行」では鉄道での移動を最前提で考えますが、鉄道路線を塗りつぶすことだけを考えても面白くありません。せっかくの旅行ですからコンセプトをもって楽しんでいます。例えば「景勝地」・「温泉」・「御朱印集め」・「世界遺産」・「郷土料理」・「スポーツ観戦」など、色々はめ込んでいって一つの旅行を考えていきます。現地ではもちろん楽しい体験が待っていますが、私は旅行を計画している時の方が楽しくてしかたありませんね。
昔と違ってインターネットで色々と情報を集められるので楽しいです。
長々とリフレッシュのための「鉄道旅行」の個人的な考え方をお話ししました。
次回は『日本本土四極踏破旅 その1 最東端編』をご紹介しようと思います。