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カテゴリー:地域情報・紹介

2024
02.11
60年ぶり?の・・・

「何の話?」って思われたかもしれませんが、2月4日に行われた豊田市長選挙のことです。

でも市長選って4年ごとにあるじゃん!

 

その通りですが、実は豊田市では長らく自民系、労組系と政財界や各種団体でつくる市長の支援組織「21世紀の豊かなまちをつくる会」が、政党色のない元市職員を擁立する協調路線で選挙を行ってきました。これにより他の候補者に出馬の隙を与えず、仮に対立候補が出馬しても圧倒的な組織力で勝負にならない無風選挙でした。

ところが今回は、現職が従来の「市長は3期まで」という慣例を破り4選を目指したことからこの支援組織内で意見が統一できず、4期目を目指す現職と豊田市を選挙区にもつ県議が対立候補として出馬する一騎打ちとなりました。

 

60年ぶりというのは、候補者を組織であらかじめ一本化し、強力な対立候補が出馬できない状況での「出来レース」の選挙ではない、という意味です。これは言い換えれば、有権者である市民が、どちらの候補者がより豊田市の発展や市民の暮らしに良いかを考えて投票するという、現在80歳以上の方しか経験していない機会が与えられたと言えます。

豊田市長選の投票率は回を重ねるごとに低下し、前々回は47.76%、前回は36.56%と低迷しており、隣の岡崎市が前々回54.70%、前回57.25%であったことと比べてもかなり低く、市民が密室化した候補者選定に白けて無関心になったことの現れに思えます。今回の候補者は、現職は3期12年の実績と次世代への引き継ぎを、一方新人は若さと改革、県議としての成果を掲げての選挙戦で、有権者にとってもしっかり考えて意思表示する選挙だったと思います。

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結果はもちろんのこと、投票率が50%に届くかどうかにも注目された選挙でしたが、実際の投票率は46.31%でしたので、残念ながら前々回にも及びませんでした。結果は現職が77,107票、新人が74,796票と僅差の争いでした。現職を推薦する労組系がかなり力を入れたことと新人が自民系の支援を完全に掌握できなかったことがこの差になったように思います。

 

ともあれ、今後4年間、現職が引き続き市政の舵取りを行うこととなりましたので、市としての方向性は大きくは変わらないこととなります。ただし、議会との関係では、ほぼオール与党であったものが、自民系議員はやや距離を置くこととなると思われますので、議会運営では丁寧な説明が求められ、場合によっては施策の修正や変更もあるかも知れません。市民にとっては議会のチェック機能が働くなど、より健全な行政が実現することとなりますので、個人的には歓迎すべき変化となると考えています。

 

太田市長、よろしくお願いします!

2023
12.9
豊田市にクマはいるか?

少し前ですが、冬眠を控えたクマに住民が襲われる事件がニュースとなりました。北海道では大型のヒグマによるものですが、本州でもツキノワグマによる被害が報道されています。その多くは東北地方ですが、中部地方でも長野県や岐阜県ではかなりの頻度で目撃情報が発表され、時には人身被害も報告されています。

 

私たちの豊田市はどうでしょうか?岐阜県の恵那市や土岐市といった豊田市の隣接地で目撃されるくらいなのでいないということはないと思います。

 

愛知県のHPに「あいちの環境」というページがあり、その中でツキノワグマに関する情報が掲載されています。令和4年の資料によると愛知県内のクマ目撃情報は19件、そのうち豊田市山間部のものが15件と大半を占めています。今年もすでに18件あり、豊田市では5件が報告されています。うち1件は岐阜県境側ではなく旧下山村という、どちらかといえば愛知県の真ん中あたりという場所での目撃例です。同一か別の個体なのか不明ですが、豊田市にも確実に棲息していると考えられます。

 

私たちも仕事で山間地に行くことがありますが、シカの足跡やイノシシが地面を掘った跡を見つけることは珍しくない地域ですので、一人で現場の確認に行く時は少し怖い感じがします。

以前物件調査の際に野生のシカと遭遇しました。すぐに車の中に避難しましたが、シカでも結構緊張しました。

クマは国内では最強の猛獣ですので遭遇してしまった場合はそれなりの覚悟が必要となります。ですからできればクマに出会わないようにしなければなりません。それにはクマの棲息地域に立ち入る際の準備や注意、また、山間部に住む人が危険な目に遭わないような対策を講じることが大切です。

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1.エサとなる食物を無造作に持ち込まない、生ゴミは持ち帰る。

2.山に立ち入る際には鈴やラジオなど音を出すものを身につけ、クマの方が近づいてこないようにする。

3.人里では果実や農作物の適切な管理や廃棄野菜などの生ゴミを家の近くに置かない。

4.ゴミ出しのルールの徹底。

クマは本来臆病な動物で、人の存在に気づけば逃げてしまうことが多いそうです。クマにとってのメリットを生じさせないことでクマと遭遇する確率を減らすことができます。特に山間部の空き家の庭で、柿の木などを放置しておくとそこにエサがあると気がついてしまうので、管理できない果樹は伐採しておいた方が良いです。ちなみにクマよけのスプレーは相当近くで使用しなければ効果が期待できないそうです。

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ツキノワグマは愛知県では絶滅危惧IAにランクされ、ごく近い将来、野生で絶滅する危険性が極めて高い種とされていますので、保護と共生を図る必要があります。「豊田市にクマはいる」という前提の元、私たちの生活圏を守ることとクマの生活圏を守ることは両立可能なこととして豊かな自然を維持していきたいものです。

HP あいちの環境

リーフレット (PDF)

人とツキノワグマの共生に向けて(PDF)

2023
11.11
おそと時間の楽しみ方11

大河ドラマ「どうする家康」は第42回になり、信長没後に天下統一を果たした秀吉も倒れ、家康が政治の中心となる中で石田三成との対立が深まり、天下分け目の戦へと決戦が迫ります。今後の展開が楽しみになってきました。

さて今回は、10月28日に行われた岡崎城下家康公秋まつりの「家康行列」を観覧してきました。家康行列とは公募で選ばれ徳川家康公を始めとする三河武士団、姫列など700余名が市内中心部を練り歩く時代行列で、2018年には松平健さんが徳川家康役で出演しています。今年の家康行列のルートは、伊賀八幡宮から乙川河川敷までの2.5kmを練り歩くコースです。

家康行列は、江戸時代に岡崎城内の映世神社で10月18日に行われていた「映世明神祭礼」隊列を組んで戦法を鍛錬した儀式が起源といわれます。この映世神社は本多忠勝を祀る神社であり、のちに家康を祀る東照宮と合併して現在の龍城神社になりました。それから、家康の忌日である4月17日が例祭日に変わったそうです。

今年の家康行列は、大河ドラマ「どうする家康」で岡崎が舞台になっていることもあり、混雑が予想される為に延期されましたが、特別出演者に山田 裕貴さん(本多忠勝 役)杉野 遥亮さん(榊原康政 役)板垣 李光人さん(井伊直政 役)北川 景子さん(茶々 役)が行列に参加となり、特別観覧エリアが設けられました。この特別観覧エリアは、入場無料で10,000人限定でしたので、受付開始日に応募したところ60,000人の応募があり抽選の結果は残念ながら落選となりましたが、少しでも雰囲気が感じられるかと思い行列の出発点になる伊賀八幡宮へ向かいました。ここでは、特別出演者を含む決起式が開かれ、敷地内は関係者以外立ち入り禁止でした。行列がスタートすると一般公募により選ばれた徳川家康公と徳川四天王はじめとする三河武士団が、騎馬隊と共に勇壮に練り歩いていました。

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岡崎市長

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龍城神社                井伊直政

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榊原康政                本多忠勝

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徳川家康

この後、特別観覧エリアに移動しましたが、一帯の路地は警備員によって封鎖されていました。このエリアより山田裕貴さん、杉野遥亮さん、板垣李光人さん北川 景子さんが行列に参加するようでしたので、何とか一目見ようと場所取りをして待ち構えていました。

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山田 裕貴さん(本多忠勝 役)      杉野 遥亮さん(榊原康政 役)

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板垣 李光人さん(井伊直政 役)     北川 景子さん(茶々 役)

こちら側には、振り向いていただけなかったのが残念でした。

それから乙川河川敷にてトークイベントがありました。

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ここも特別観覧エリアでしたので、乙川の対岸から参加しました。

今回のような家康行列は、岡崎市にとって今までにない最大のイベントになったと思います。

大河ドラマの展開も然り、この4人が今後大活躍していくのが楽しみになる行事になりました。

2023
10.27
挙母城(桜城)跡 発掘説明会

挙母城(桜城)跡 発掘説明会

 

こんにちは。本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。10月も終わりに近づき、昼夜の寒暖差が大きくなり体調を崩しがちですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?生まれも育ちも豊田市という方はご存じかと思いますが、1959年(昭和34年)豊田市と改名される前は挙母市でした。市名の変遷は挙母藩、挙母村、挙母町、挙母市、豊田市という順番ですが、昔から挙母と呼ばれる地域でした。そしてその挙母にも古の時代にはお城がありました。 挙母城と呼ばれるお城は時代の流れと城主の変遷により場所を変え、金谷城、桜城(正式には佐久良の様です)、七州城と移り替わりました。すべて挙母城(挙母にあるお城)と呼ばれたようですが、今回はその中の桜城についてです。

 

今年の春頃から、弊社の隣地ではマンション建設に向け既設建物及び平地駐車場の解体工事が行われていました。更地になった土地に大型の重機が入り、部分的に掘削作業が行われていました。マンションの基礎工事が始まったのかと思っていましたが、これが桜城址の発掘調査でした。そして先日(10/22(日))、挙母城跡(桜城跡)の発掘調査現地説明会が豊田市文化財課の主催にて行われました。

 

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フェンス一枚隔てただけの隣の敷地ですので、毎日その発掘調査の様子を見る事が出来ましたが、説明会ではお堀の形状や今発掘されている部分が桜城址のどの部分かなどを知る事が出来ました。社会が苦手で、歴史に関して学校で学んだ程度の知識しかない自分ですが、地元のお城、ましてや自分の会社の隣地と言う事もあり少し興味を持つことが出来ました。

 

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説明会でいただいた資料によりますと、現在の豊田信用金庫本店や元城駐車場などの地中にも石垣やお堀が眠っているようです。普段何気なく使っている建物や道路の下に遺跡が残っていると考えるだけで、感慨深いです。来年の秋には豊田市美術館の横に博物館がオープンする予定です。その常設展示室には豊田市の歴史などが、所蔵資料の他、ジオラマや映像で紹介されるそうです。これを機に豊田市の歴史について少し調べてみたいと思いました。

 

豊田市で生まれ豊田市で育ちましたが、まだまだ知らない町の魅力がたくさんある事に気づきました。これからも自分の街を知る事の出来るイベントや説明会に積極的に参加しようと思いました。

本日も最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

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