お米がスーパーでも在庫がなかったり、昨年と比べて2倍くらいに値上がりしたりという状況が全国的に発生しています。米農家さんの自家消費用のお米を盗まれたという報道など犯罪まで起きるのはちょっと異常な感じがします。お米の高騰を受け、当時の江藤農水大臣は政府備蓄米を集荷業者に放出しましたが、小売業者や外食業者への供給は僅かにとどまったため、高止まりや米不足は解消されず、舌禍で辞任した後を引き継いだ小泉農水大臣が備蓄米を小売店へ直接放出を行うなどしておりますが、米の価格や供給の安定化については今だ不透明となっています。
ご記憶されている方もいらっしゃると思いますが、平成5年(1993年)にも米不足により店頭からお米がなくなったことがあり、「平成の米騒動」と呼ばれました。この時は記録的な冷夏による不作が原因で作況指数はなんと74という「著しい不良」の水準の90を大きく下回るもので、収穫できないことが原因でした。やはり備蓄米の放出やタイ米というインディアカ米を緊急輸入し販売していました。我が家もタイ米を購入しましたが、家の炊飯器では上手に炊けず、「カレーやチャーハンとかがいいんじゃないか?」なんて工夫した覚えがあります。
今回、作況指数は101と平年並みにも関わらずお米が店頭に並ばず買えないという「令和の米騒動」はなぜ起きたのでしょうか?実は作況指数こそは平年並みでしたが、夏の異常高温により特に西日本で白未熟粒などの高温障害が増加し、玄米の一等比率が低下したため食用米不足が予想され、買い占めや売り惜しみを招いたことが原因の一つと考えられています。
備蓄米が流通し出してきたことと、秋には新米が出回ることから量的な問題は落ち着くと言われていますが、価格は高止まりするとの予想もあるので食べ盛りのお子様のいる家庭では頭の痛い状況が続きそうです。
実際には大きな流れとして、米の国内消費量は減り続けており、米余り状態が続いています。つまり長期的には米の価格が下がり、米農家の経営難や子供は農業を継がないという後継者不足に直面しています。私も不動産の仕事をしていると「農地を相続したが売りたい」という相談を受けることがあります。農地(田や畑)は原則として農家などの一定の資格がなければ購入できないのですが、積極的に購入する農家や農業法人はなかなか見つかりません。
このような状況もあり、国も耕作放棄地の増加対策や次世代の担い手を確保していくために、遊休農地や耕作できない農家などの農地を借り受けて、これを担い手へ貸し付ることにより農地の集積・集約化を進める「農地バンク」制度を令和7年4月より始めました。すぐに成果が出るような制度ではありませんが、今まで農地を持っていても耕作できなかったり、農業をしたくても農地が確保できなかったりというミスマッチが解消し、農地の効率的利用と農業の経営健全化がなされ、我が国の食料自給率の上昇や、米も含む日本の農業生産物のおいしさが世界に認められることで輸出等により農家の所得増加につながると良いと思います。
私の地元 土岐市の消防操法大会があり家族を連れて行ってきました。
私も35年前 団員として活動しており懐かしく感じました。
はたらく車が大好きな1歳の息子は何台も並んでいる消防車に
大興奮!!
消防車まで覚束ない足取りで駆け足する息子をみて
妻と大爆笑。
子供の喜ぶ姿を見る事は親として1番の喜びで癒しになります。
私の同級生の好意で消防車の運転席に乗せてもらい息子のテンションは
最高潮に!!
ちびっこ防火服を着させてもらいました。
親としては絶好のシャッターチャンス到来でしたが
息子は消防車しか見えてなく後ろ姿をパシャパシャ。
楽しく貴重な時間を過ごすことが出来ました。
消防団の皆さんは各々 仕事をして活動もしてくれています。
私が仕事帰りに小学校の横を通ると照明をつけ操法大会の
練習を毎日行っている姿をみると応援したい気持ちになります。
消防団に対し賛否両論ありますが消防団としての活動は
大変な事が多いです。
地元の為に尽力して下さる方に本当に頭が下がります。
今後も微力ながらも協力出来ることは行い
周りを巻き込んで良い渦を作りたいと思います。
「今年は何連休?」
毎年話題になるゴールデンウィークの期間ですが、今年は4月26日(土)から5月6日(火・振休)までつなげて「最大11連休!!」という方もいたのではないでしょうか。皆様はどのように過ごされましたか?
そんな連休中にこんなニュースを目にしました。
1970年大阪万博跡地の万博記念公園(大阪府吹田市)が、開幕中の大阪・関西万博の会場と間違えて来場する人が相次いでいるとして、注意を呼びかけている。ホームページ上で今回の万博会場は人工島・夢洲(大阪市此花区)だと紹介し「お間違えのないよう十分にご確認ください」としている。
公園の入場窓口にも、英語表記と併せて注意書きを掲載している。夢洲は会場に直結する大阪メトロ中央線や、主要駅からのシャトルバスなどで行ける。万博記念公園からは直線で約20キロ離れている。
万博記念公園は、1970年万博のシンボルとなった「太陽の塔」などが現存している。
「こんな間違いあるんだね~」
友人と食事をしながらこのニュースについて話をしていた際に、万博つながりで「もうひとつの太陽の塔」についての特集が放送されていました。
1970年の大阪万博でシンボルとなった「太陽の塔」。デザインした岡本太郎氏は開幕前年に「兄貴分」のオブジェを制作していた。
「若い太陽の塔」と呼ばれ、愛知県犬山市の丘にそびえ立っている。
直径4mの顔部分も含めた塔の高さは本家の3分の1程度で26m。動物園に隣接した遊園地「日本モンキーパーク」の敷地にある。
広報担当者によると、施設の運営母体だった名古屋鉄道が大阪万博のプレイベントを開くことに伴い、シンボルタワーの制作を岡本氏に依頼したという。
1969年、太陽の塔にある三つの顔のうち、正面に位置する「太陽の顔」と同じデザインのオブジェ「若い太陽」が完成し、除幕式が開かれた。
その後、地元の有志が展望台を設けた棟を建設。これにオブジェが掲げられて「若い太陽の塔」になった。
棟の近くには、岡本氏の言葉が刻まれたプレートがある。
<生命の象徴、金色に輝く顔はおおらかにバイタリティを放射する>
2025年4月に大阪・関西万博が開幕した。半世紀の時を超えて万博のエネルギーを感じ取れる場所として「若い太陽の塔」は今、ひそかに注目されている。
日本モンキーパークは、子供の頃に何度か訪れた場所ですので、「若い太陽の塔」についての記憶はありますが、大阪万博とのつながりについては考えたことがありませんでした。
大阪・関西万博はもちろんですが、万博記念公園の「太陽の塔」、そしてもうひとつの太陽の塔である「若い太陽の塔」にも訪れてみたいなと思った2025年のゴールデンウィークでした。