3月に入り、日差しが暖かくなってきましたが、朝晩はまだ冷え込みますね。
学生さんは卒業式を迎えて、新たに出発の準備中の方もいると思います。
今回は、弊社管理物件の駐車場を借りていただいております、お客様の新店舗オープンを紹介します。オープンした店舗は豊田市足助伝統的建造群保存地区に選定されているところにあり、足助香嵐渓に隣接した歴史と伝統がある街並みになっています。地区内で建築行為をする場合は事前に許可が必要ですが、伝統的な景観や街並みを維持するために行われる基準に満たした工事には費用の助成があります。
お店は、曲げわっぱ・お椀・箸・和雑貨など街並みに合う温もりを感じる商品を紹介販売しています。
曲げわっぱとは、スギやヒノキの木を特殊な技法で曲げたもので、お弁当箱に最適なものになります。木の温もりや匂いにより弁当が美味しそうに見えるのはもとより、木の呼吸により時間が経っても美味しくいただけるのが魅力です。
写真に登場しています小島さんの実家は長野県で120年ほど続く「小島曲物工房」で、商品の曲物は小島曲物工房の職人さんの手作りになっています。
足助にちなんだモミジ模様もありました。
お店の建物は、以前の構造を生かしたものになっています。
オープンの3月3日は、足助観光協会の「中馬のおひなさん」というイベントも行なっており多く来店客がいました。
来店者には木曽ヒノキを使った箸をプレゼントがあったようです。
中馬のおひなさんとは、足助の古い町並みに並ぶ民家や商家に古くから伝わるおひなさんや土びなを玄関先や店内に華やかに飾り、道行く人々に町並み散策を楽しんでいただこうと始まった足助の大きなイベントのひとつです。
3月2日の中日新聞(豊田版)に紹介されていました。
一度、「KIKI」へ来店していただき、手にとって温もりを感じてほしいです。
間違いなく手に入れたくなる一品がそこにはあるはずです。
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「KIKI」
住所:豊田市足助町西町45番地1
営業時間:10:00〜18:00
定休日:木曜日
TEL:0565-40-9401
https://wwwkiki-magewappa.jp
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丸太不動産管理駐車場(月極)
住所:豊田市足助西町43番地
こんにちは。本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。寒気と暖気がせめぎあい、寒暖差の大きな季節となって体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。天候も不安定な日が続き、天気予報も外れ気味で、なかなか工事の日程が組みにくい一週間でした。
先日、2月22日は“にゃんにゃんにゃん” で猫の日でした。うちの事務所の窓際にも猫が遊びに来ていました。
ペットと言って一番最初に思いつくのは、犬か猫かと思います。ペットの大きさや種類によって、ご自宅での飼われ方も様々かと思われますが、猫を飼われている方にとっては、猫の運動不足が気になるところかと思われます。犬の様には、なかなか外に連れ出せない方がほとんどかと思われます。
写真はサンワカンパニーのキャットウォーク商品ですが、ホームセンターやペットショップ、さらにはネット販売などを見ていても様々な製品が販売されています。大掛かりな工事が必要な物もありますが、意外と簡単に取付可能な物や置くだけの物もあります。難しく考えず一度キャットウォークの取付にチャレンジしてみると、部屋にアクセントが生まれ、模様替えにもなるかと思います。
本日も最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
「何の話?」って思われたかもしれませんが、2月4日に行われた豊田市長選挙のことです。
でも市長選って4年ごとにあるじゃん!
その通りですが、実は豊田市では長らく自民系、労組系と政財界や各種団体でつくる市長の支援組織「21世紀の豊かなまちをつくる会」が、政党色のない元市職員を擁立する協調路線で選挙を行ってきました。これにより他の候補者に出馬の隙を与えず、仮に対立候補が出馬しても圧倒的な組織力で勝負にならない無風選挙でした。
ところが今回は、現職が従来の「市長は3期まで」という慣例を破り4選を目指したことからこの支援組織内で意見が統一できず、4期目を目指す現職と豊田市を選挙区にもつ県議が対立候補として出馬する一騎打ちとなりました。
60年ぶりというのは、候補者を組織であらかじめ一本化し、強力な対立候補が出馬できない状況での「出来レース」の選挙ではない、という意味です。これは言い換えれば、有権者である市民が、どちらの候補者がより豊田市の発展や市民の暮らしに良いかを考えて投票するという、現在80歳以上の方しか経験していない機会が与えられたと言えます。
豊田市長選の投票率は回を重ねるごとに低下し、前々回は47.76%、前回は36.56%と低迷しており、隣の岡崎市が前々回54.70%、前回57.25%であったことと比べてもかなり低く、市民が密室化した候補者選定に白けて無関心になったことの現れに思えます。今回の候補者は、現職は3期12年の実績と次世代への引き継ぎを、一方新人は若さと改革、県議としての成果を掲げての選挙戦で、有権者にとってもしっかり考えて意思表示する選挙だったと思います。
結果はもちろんのこと、投票率が50%に届くかどうかにも注目された選挙でしたが、実際の投票率は46.31%でしたので、残念ながら前々回にも及びませんでした。結果は現職が77,107票、新人が74,796票と僅差の争いでした。現職を推薦する労組系がかなり力を入れたことと新人が自民系の支援を完全に掌握できなかったことがこの差になったように思います。
ともあれ、今後4年間、現職が引き続き市政の舵取りを行うこととなりましたので、市としての方向性は大きくは変わらないこととなります。ただし、議会との関係では、ほぼオール与党であったものが、自民系議員はやや距離を置くこととなると思われますので、議会運営では丁寧な説明が求められ、場合によっては施策の修正や変更もあるかも知れません。市民にとっては議会のチェック機能が働くなど、より健全な行政が実現することとなりますので、個人的には歓迎すべき変化となると考えています。
太田市長、よろしくお願いします!
マンションの老朽化が進むと、必要な工事が増え、修繕コストはかさむ一方です。建築当時は快適に暮らせていたマンションも、居住者の高齢化によるニーズの変化に伴い、不満の声が寄せられることも。そこで選択肢の一つになるのが「マンションの建て替え」です。しかし、マンションの建て替えを実現するには多くの合意要件をクリアしなければなりません。その合意要件を緩和する改正が議論されています。
老朽化した分譲マンションの再生促進策を議論してきた法制審議会(法相の諮問機関)の部会は1月16日、マンションの管理方法を定める区分所有法の改正要綱案を取りまとめました。一定の不具合が認められるマンションは、建て替えに必要な所有者の賛成決議の割合を「5分の4」から「4分の3」に緩和する。2月に予定されている総会を経て法相に答申され、政府は1月26日召集の通常国会に改正案を提出する方針です。
国土交通省の推計では2022年末現在、全国の築40年超えのマンション数は約126万戸に上る。20年後には445万戸に増えると見込まれ、マンションと所有者の「二つの老い」への対応が急務となっている。
区分所有法は、死亡や相続で連絡がつかず、決議に参加しない所有者を「反対」と扱うよう求めている。所有者不明で合意形成が進まなくなるとの懸念が指摘されていた。
要綱案はまず、住人らの請求によって、裁判所の判断で所在不明所有者を決議の分母から除外できる仕組みを創設。その上で、耐震性や火災への安全性不足、周辺に危害や衛生上の害を与える恐れ、バリアフリーへの不適合があるマンションについては賛成決議の割合を4分の3とする新たな建て替え要件を定めた。
建物の骨組みを維持しながら全体をリノベーションする工事や建物の取り壊しについても、現行の「全所有者の同意」という要件を緩和し、新たな建て替え要件にそろえるとした。
1995年の阪神大震災をきっかけに制定され、大規模災害で被害を受けた場合に適用される被災マンション法も見直す。現行は、被災した建物の建て替えや取り壊し、敷地の売却には所有者の5分の4の賛成が必要だが、迅速な復興を妨げるとの意見があった。このため、所在不明所有者を決議の分母から除外する仕組みを採用し、賛成決議の割合も「3分の2」に引き下げる。
被災して建物の価値が2分の1を超えて失われたマンションはこれまで、政府が災害を認定してから1年以内に賛成決議をしないと被災マンション法が適用されなかった。要綱案はこれを3年以内に延ばし、再延長もできるようにするとした。
建て替えを後押しする要綱案に沿って合意要件が緩和されれば、再開発や中古マンションの取引活性化につながる可能性に期待する一方、経済的利益が望みづらい物件は建て替えが進まず、劣化が進行したまま置き去りになると懸念の声も根強い。
新築時から入居し「自分が死ぬまで住めればそれでいい」と考える高齢者と、後から入った子育て世代の所有者が対立し、合意形成が進まないケースも。「合意要件が緩和されても、簡単に進まないのが現実だ。駅から遠いなど再開発のうまみが少ないマンションは業者も積極的には建て替えに動かず、取り残される恐れがある。」と専門家は指摘しています。
現在マンションにお住まいの方はもちろん、今後中古マンションの購入を検討されているという方も、マンションの建て替え時の知識については頭の片隅にでも置いていただければと思います。