愛・地球博から20年、2025年4月13日に開幕した日本での国際博覧会(大阪・関西万博)も2025年10月13日に閉幕しました。私は期間中に4回訪れましたが、体験した事や感じた事などがいい思い出になり楽しかったですね。
感動的なフィナーレを見て万博ロスの方も多くいると思います。
さて、今回は木瀬八柱神社で行われる木瀬区秋の大祭に行ってきました。
警固隊と馬の行進
鉄砲隊による火縄銃の発砲
行進の途中で棒の手演技披露
馬の塔駆け込みと火縄銃の発砲
愛知県無形民族文化財「棒の手奉納」豊田市木瀬保存会の演武は鎌田流という流派で、他にも尾張・三河一帯に多くの流派が永く伝承されてきた民族芸能です。
豊田地区には、見当流(けんとうりゅう)・鎌田流(かまたりゅう)・起倒流(きとうりゅう)・藤牧検藤流(ふじまきけんとうりゅう)の四流派があります。
棒の手が生まれた背景は、各流派によって様々な諸説があるようですが、500年ほど前の戦国時代に農民が自衛のために修練したことを始まりとする農民武芸説と、修験道が自己鍛錬した武芸を神前に奉納した神事芸能説の2つに大別されています。江戸時代に入ると、棒の手と武芸とははっきり分離して扱うようになりました。
時には戦に使われた棒の手の技が、五穀豊穣を願う奉納演技として演じられ、各地の特色が加味されることによって流派も多くなってきたようです。
八柱神社
棒の手の演技
棒の手の演技の後は、木瀬自治区のお楽しみ抽選会でしたが、残念ながら当選できませんでした。
今回、伝統文化に触れることで地域の歴史を知ることや地元との関わり方、仲間作り、子弟関係の大切さ、親子親戚関係など
地域への結びつきや礼儀などが生きる上で大切なことを感じました。祭りはいいですね。